先日11月16日にデザイン家電メーカーから発売が発表されたスマートフォン「BALMUDA Phone」。
予約開始は11月19日から。
発売日は11月26日。
価格は10万円越えと価格でいえばIPhoneや高価格帯のハイエンドAndroid機種と同等の価格帯。
スペックなどの観点から個人的見解を忖度無しで正直に述べたいと思います。
※あくまで、いち個人の見解ですので参考程度に見ていただけたらと思います。
スペック
価格 |
104,800円(税込) |
---|---|
本体サイズ |
123mm×69mm×13.7mm |
重量 |
138g |
ディスプレイサイズ |
4.9インチ |
解像度 |
フルHD |
バッテリー容量 |
2500mAh |
ROM |
128GB |
RAM |
6GB |
アウトカメラ |
48MP |
インカメラ |
8MP |
SoC |
Snapdragon765 |
生体認証 |
あり(指紋認証) |
NFC |
あり typeA/B/F(FeliCa) |
防水 |
IPX4 |
防塵 |
IP4X |
充電方式 |
PD3.0、ワイヤレス充電 |
カラー |
ブラック、ホワイト |
主なスペックとしてはこんな感じ。
カラーリングはブラックとホワイトの2色展開。
オンラインストアで予約するとホワイトの方が遅く発送されるようです。
重量は138gとかなり軽めで、画面サイズは4.9インチとかなり小さい印象。
RAMが6GB、ROMが128GBと高めです。
SoCがQUALCOMM Snapdragon765と少し前のもので、Antutuベンチマークは大体28万点くらいかなと。
バッテリーも2500mahと少なめで、現代人には物足りないかなと思います。
スマホをあまり触らない人にはいいのかも?
ワイヤレス充電にも対応。
また普段生活する分には十分なレベルの生活防水・防塵もあり。
アウトカメラはメインカメラが48MPのシングル、インカメラは8MP。
背面にカメラとフラッシュ、指紋認証があります。
おサイフケータイもついています。
BALMUDA Phoneのこだわり。
スペックよりも持ちやすさや持ち歩きのしやすさ、デザインにこだわったスマートフォンかという印象。
ここでBALMUDA公式サイトからこだわりポイントを抜粋させてもらいます。
コンパクト。
そしてエレガント。BALMUDA Phone は、4.9インチの高精細画面と、美しいカーブの背面で構成され、手のひらに収まるサイズの中に数々のテクノロジーが詰め込まれています。5G、FeliCa、非接触充電にも対応。
自然な大きさ
私たちがBALMUDA Phone をお勧めしたい一番の理由は、そのサイズにあります。当然ながら画面は見るものなので、大きい方が便利です。しかし、スマートフォンは同時に、手で持って使うもの。持ちやすいサイズ。こちらも同様に重要な価値だと考えます。
21世紀初頭の地球で、最も多く使用されている道具であるスマートフォン。処理速度は年々速くなり、ボディは薄くなり、画面は大きくなり続けています。
しかし少し待ってください。ふと立ち止まって見渡してみると、どれも同じようなデザイン、どれも同じような大きさ。違いと言えば、数値で表せる部分のみなのでしょうか。私たちは皆、個性を持っています。そして選択の自由も持っているはずです。
曲線だけで
構成された、
唯一のスマートフォン私たちの手は、板状のものを持つために造られていません。古来から人類の手は多くのものを持ってきました。木の枝を握ったり、トマトを摘んだり。
BALMUDA Phone は、自然に手に馴染む形状を目指してデザインされました。これを実現するため、背面が湾曲しているだけではなく、正面から見た時の形状も、実は、穏やかなカーブで包まれています。ディスプレイさえも。つまりBALMUDA Phone は、そのプロポーションに一箇所も直線を含まない、唯一の*スマートフォンです。
合理性より芸術性
現代の科学技術から考えると、BALMUDA Phone の形状や設計思想は合理的ではありません。しかし、芸術的です。
ほとんど電子部品の形は、直線で構成されています。これらを、有機的な面を持つBALMUDA Phone のデザインに詰め込むことは、多くの苦難を必要としました。それは美しさと、持ちやすさのためでした。
BALMUDA Phone のテクノロジー
科学技術と芸術の融合が現代のものづくりです。バルミューダは、中でも芸術性を重んじる企業ですが、スマートフォンの場合、もちろん性能も重要。コンパクトで魅力的なデザインのボディに、最新のテクノロジーを詰め込みました。
バルミューダの
基本アプリ個性あふれるホーム画面。現代のテクノロジーに合わせて刷新したスケジューラや、料理をおいしそうに撮影できるカメラ。瞬時に為替計算もできる計算機。日常的に使う機能を、少しずつ、しかし全てにおいて使いやすくしたバルミューダの基本アプリ。BALMUDA Phone だけで利用できます。
BALMUDA Phone
だけの基本アプリひと昔前。私たちは、さまざまな道具に囲まれて過ごしていました。カメラやスケジュール帳。お財布や時計、計算機や地図帳などなど。これらがスマートフォンというコンパクトなハードウェアに詰め込まれていることこそが、人類をあげてのヘビーユーズの一番の理由なのだと思います。
それはつまり、普段から使う機能こそがスマートフォンの体験の重要な部分を占めるということ。数々の工夫がなされたバルミューダの基本アプリは、BALMUDA Phone だけに搭載されています。
最初の画面。
ノールックで。スマートフォンを開いて最初に現れるホーム画面。ここで大体のことが終わってしまえば、話が早いのです。
BALMUDA Phone のホーム画面は、スワイプやタップといった直感的な操作で、さまざまな機能を呼び出すことができます。例えば、ホーム画面を横切るストライプをなぞるようにスワイプして、大切な人へコールすることも、マップを起動して現在地を確認することも可能です。
よく使う機能—スケジューラ・時計・メモ・電卓は、“Tools”として、ホーム画面から画面スワイプするだけでクイックにアクセス。ホーム画面上部をタップする事でも、この“Tools”にアクセスすることができるので、これらのアプリを開く必要はありません。
慣れてくると、本体を手に取ってからノールックで、必要な機能を使うことができます。
自由自在。
シームレスに
予定を確認。スマートフォンで1ヶ月のカレンダーを見る時、予定の有無しか分からないことがあります。この不便さは、カレンダーという紀元前のテクノロジーと、現代のテクノロジーとの相性の問題でしょう。横長で大判なカレンダーに対して、スマートフォンの画面は、小さくて縦長なのですから。
現代のテクノロジーで、より良く予定を把握するために生まれたのが、バルミューダのスケジューラ。ピンチ操作で1日から数日、1週間、1ヶ月、1年まで、その表示範囲をシームレスに伸縮することができます。1日表示から週間表示までは、天気や気温も表示されますので、予定を確認する際のご参考に。Googleカレンダーなど、外部スケジュールデータベースに同期します。
あのメモを。
とっても探しやすい
メモアプリ。BALMUDA Phone のメモアプリは直感的です。無限のトレイの中でメモの縁に色を付けたり、場所を変えたりすることができるので、メモの位置を視覚的に覚えておくことができます。また、トレイはスケジューラのように自在に伸縮可能。目的のメモを素早く探し出して、内容を確認することができます。
香りや熱さも写す
料理モードBALMUDA Phone のカメラアプリの自慢は、料理をとってもおいしそうに写す料理モード。私たちが料理を前にするとき、そのルックスだけではなく、匂いや熱量も同時に感じています。できればそれらも写真に写ればいいのに。と考えていた時に思い出したのがバルミューダの撮影チーム。
かれらは、トーストの香ばしさや、オーブン料理の熱量を写真に収め、数々のシズル写真を残してきました。料理モードは、彼らのノウハウがフルに投入されています。ぜひ、ルックだけではなく、香りや熱さも写してみてください。もちろん、普段から使えるスナップ、夜景、人物用のモードも用意されています。
大人による
大人のための計算機まことに残念なことに、私たち大人はお金の計算ばかりしています。バルミューダの計算機は、3桁カンマ表示と漢字表示の切り替えが可能。計算履歴も表示できるので、確認も簡単です。また、為替モードをオンにして、通貨を二つ選べば、瞬時に現在のレートでの為替計算ができるようになっています。
良いところ
結論
あくまで私個人の見解ですが、
わざわざ買う必要性は感じない。
との結論に至りました。
もちろん、ブランドとしてバリュミューダが好きなら買っても良いかと思いますが、実際問題メイン機としては微妙かなと。
ではなぜその結論に至ったか説明をさせて頂ければと思います。
バッテリー面
バッテリー容量の面で2500mahは心もとないというのが1番大きいです。
バッテリー消費の激しいアプリが多くなったこと、スマホで出来ることが増えたり、常にスマホを触ることが多くなった現代でバッテリーが少ないというのは、かなり致命的。
モバイルバッテリーを持ち歩くことになれば本末転倒な気がします。
どちらかというと普段からあまりスマホを触らない人、在宅ワーカーの方などであれば問題はないかなとは思いますが、バッテリー容量が多いに越したことがありません。
SoC
価格が10万円超でSnapdragon765はどうかなと…
この価格であればせめて855は欲しいところ。
もちろん、ゲームをする想定ではないとは思いますがそれにしてもこのスペックは……
カメラ性能
カメラ性能も最近のものと比べるとイマイチ……
今のところ広角用やマクロ用のカメラの情報もないので通常のカメラのみかなと思われます。
SNS用や旅行の写真などカメラ性能を気にする人は多いと思います。
そういった意味でもおすすめではないかなと思います。
microSDカード
microSDカードが使えないという点も価格を考えれば微妙かなと思います。
まあ、このスマホを買う人はそこまでヘビーに使う方ではないとは思いますのであまり問題ないかと。
ちなみに、この容量問題に関しては、簡単に解決できる手段を以前記事にしましたのでぜひご覧いただければと思います。
スマホの容量難民必見!スマホの容量に悩んたらこれがおすすめ。 - ゆるゆるシェア
他のAndroidスマホの選択肢
10万円くらい出せる方向けに10万円以下のハイエンドモデルでおすすめの機種を4つ紹介します。
Xiaomi 11T Pro
Xiaomiのハイエンド(フラグシップ)モデル。
5000mahの大容量バッテリーに加え、120wの超高速充電で充電も17分でマックスに。
Sony xperia5Ⅱ
ソニー Xperia5II / SIMフリースマホ / 【日本正規代理店品】 / 防水/防塵/Snapdragon 865 / ストレージ256GB / グレー/XQ-AS42 H
安定のSONY。
日本人で知らない人のいない国内メーカーから販売されている、Xperia。
スピーカーの音質やカメラのスペックも素晴らしい。
Nubia REDMAGIC 6S Pro
REDMAGIC 6S PRO【日本正規代理店品】レッドマジック( 16+256G Ghost)ゲーミングスマホ
ほぼ10万円。
ゲームをする人向けのゲーミングスマホ。
アクセサリでさらにゲームを快適に遊べます。
ゲームにこだわるならこの機種で決まり。
BALMUDA Phone買うならこんな人
・持ちやすいスマホが欲しい
・このメーカーのファン
・カメラはあまりこだわらない
・バッテリー容量は小さくても問題ない
・デザインが気に入った
最後に
私個人としてはスペック見た感じあまりおすすめ出来ませんが、欲しい方は買ってみてもいいと思います。
特にBALMUDAには思い入れがない自分にとっては買う必要を感じなかっただけでしたので💦
もちろんブランドファンであれば手に入れたい1品では無いでしょうか?
気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょか?
公式サイトリンク
BALMUDA Phone商品ページ
概要|BALMUDA Technologies
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